友だちに数年前から一箱古本市の勧めを受けてて、なんの本を並べたらいいんだろうな…と思ってたけど、今日今さっき突然わりといい構想が浮かんだ。
・店名を「実存」もしくは「jitsu→zon」にする
・置く本はカフカの変身とカミュの異邦人の文庫本のみ 6冊ずつくらい
・革のしおりとかブックカバーを作って一緒に並べておく
…むちゃくちゃかっこいい。超納得。たぶんこの世で一番かっこいい店子になれる気がする。
ついでにカミュかカフカでどっかのお店で小規模読書会をする旨チラシを作って置いておけば、ひょっとするとおもしろい物好きの人が乗ってくれるかもしれない。ものすごい変人が来たら会話できるだろうか。
人がカミュとかカフカに触れた時に何を思うのかはかなり興味がある。私はそんなに語れないけど、乾ききってもはや逆にかんかんに明るく照らされるかのような、あるいは世界がひっくり返った真夜中にふと笑ってしまうかのような、そういう「うわ…人生…」みたいなものをみてしまったので、今勧めるならこの2冊なんだよなあ。
最愛の作家をどう最愛してるかはまだどうにもぜんぜん言語化できないから、彼女の作品は今は置かない。いつか置けたらいいけど。
彼女が生きているうちに、ちゃんと彼女について語ってみたいものだなあ。
これは行けそうな気がしてきた。
お客さんを呼べる気はしないけど、これなら自分のお店って感じがする。お祭り会場で釣り糸垂らして日がな一日ぼんやりするような企画だな。
ところで古本市っていつやるんだったっけ。