またたび感想録

観たもの聴いたもの読んだものの感想を述べます。

ヘブバン『美人温泉物語 湯けむり千紫万紅』

温泉に来たのに、お風呂もごはんも…ない!

それなのに山菜を取りに行ったり、殺人事件を解き明かしたり、ゲームをしたり…浅見教官の暴走にもめげずになんだか意外と楽しげな、百戦錬磨のセラフ部隊員たち。

 

二以奈が他の大島家姉妹と比べると少し能力に見劣りする、と言ってる人がいたけど、そういうことだったのね…!とその理由が明かされるイベントだった。能力の設定の仕方ひとつにもストーリー性があるのはすごい。

 

アイリーンとマリアのやり取りがつかさっちいわく「実家みたい…」と、31Aと31Xを重ねるような造りになっていたり。31Aを実家と呼ぶつかさっちも馴染みきっているし、正しく実家な31Eのお留守番部隊も次女への愛が重いし。

 

旅先だからこその郷愁というか、家族とは別のメンバーに囲まれて、逆に普段の生活を見返してみたり。

「保養施設」の描写も今回が初…いやむしろ本編で出す予定がないからイベントで描いたのだろうか。ヘブバンでもこういうプチ旅行イベントができるのかーと思うと新鮮だった。