セットリストに息の根を止められる。
ーかと思いました。
音楽と行こうという企画。10代の子を招待しての事前収録が行われた配信ライブ…と聞いていましたが、ががががが!
1(無観客)エアリアルエイリアン
奥様…エアリアル、エアリアルエイリアンですよ…あのエアリアルエイリアンですよ…!
いくら宇宙博だからといってそんなまさかあからさまに降臨させるなんてことが…起こった。最高。
2(こっから有観客)マスターボリューム
10代に刺さりそうな曲、カウンターアイデンティティかマスターボリュームって思ってたら1曲目に来ました。いかします。
「描いてけ時代の彼方」
3to the CIDER ROAD
もうこの辺で「嘘や…嘘やろ…まじかっ」って。
こんなん絶対観客10代だから入れたやろ。最高ですけどなにか。
「さあ君は何を何をしよう?」
410%roll,10%romance
ふふふ…来ましたね…もう完全に青春を突っ走るラインナップだよたぶちさん…意識してないなんて嘘だよ…
「お手をどうぞ」
5ライトフライト
17年前、19歳の時に作ったんだよってMCが入っていた。いいよねー。
6流れ星を撃ち落とせ
星系来たー!!続くかな?
「どれだけ悲惨な時代だったとて」
「君の命は必要なんだよ」
もうずっとクライマックスですね。
「ココデオワルハズガナイノニ」
8ライドオンタイム
たぶちさんが当時200円でロケットのSEを購入して使ったとのこと。今回さいとうさんが「やろうよー」とお願いしたらしい。
「大丈夫まだ生きてるよ」
9桜のあと
ぶち上がりっぱなしになってしまう
「今目の前の君が明日を生きれるくらいにはありえない不条理はぶっ蹴飛ばしていけ」
「大丈夫さどこまでも行くだろう」
あああああ…
「生きてく理由をそこに映し出せ」
11シャンデリアワルツ
もうまさしく「希望」を詰め込んだセットリストでした…。あ、テーマ「未来」か。
「だからこそ今大事な約束をしよう」
〜公演前トーク〜
宇宙博物館の中をぐるっと回ってから、トークスペースで宇宙食を食べるなどしていた。
おにぎりはお湯で戻してたけど、たこ焼きとかプリンはさくさく音がしてたからスナック菓子状態なんだろうな…。
パイロットベアーが可愛かった。あれはユニゾンゆかりじゃなくても目を引くかわいいクオリティだわ。
たぶちさんが宇宙系の単語を使うときは、ふわっとした物言いをしたいときらしい。なるほど。
「宇宙に行きたいか」との問いにさいとうさんとたぶちさんが「宇宙に行かない人生より行く人生の方がおもしろいかな」と言ってる横でたかおさんが「安全が99.9パーセント保証されたら行こうかな」といい、たぶちさんが「テクノロジーに命預けるんだもんな…ちょっと怖いな」とまた考え直すやりとりが性格出てておもしろかった。
12(無観客)アンドロメダ
さいとうさんのひとりアコースティック。
あまりのことに「あ…あ…」とカオナシのようにならざるを得なかった。
奇しくも「降る世界が半狂乱で立ち尽くしても」が世相も映してて、ああ今の曲だなあと。
「その物語は終わらないだろうって言ってる夜空の星」
ワールドワイドに見たって、身の回りを眺めたって半狂乱がごろごろしているんだけれど、それでも生きていくんだよああしかしヤングピーポーはあれを生で見たんですねうらやま…。
しっかりやりますよ。6月に会いに行きたいですね。
ここ最近は女王蜂さんを聞き倒しているんですが、改めてユニゾンを聞くと、攻め方は違えど言いたいことはよく似てるんだなと思いました。
カウントダウンの対バンの時も思ったけど、光と影の両方向から、天と地の双方向から、「ままならないけど鳴らせ!生きろ!」と。ロックバンド自体がこういう性質を持つのかなあ。やっぱり好きだなあと思う。
世界のままならなさを認めなければ傲慢になるし、ままならなさを嘆くだけではどこにも行けないし、じゃあままならないけど行こうかと背中を押してくれるのがロックバンドだなあと思ったりする。
別の向き合い方もきっとあるんだろうなと薄々感じてはいるし、追々知っていきたいけれど、自分が生きてくために聴くならロックバンドが相性いいなと思う。などと考えてみたりもするいいライブでした。
いいライブをありがとうございました。と感謝を表してみる。