2024-04-07から1日間の記事一覧
大江健三郎は初めて読んだ。初期の作品らしい。 数知れぬ死体が浮き沈みする医学部地下の遺体保管プールでのとある日のできごとを描いた短編。 周辺に終始翻弄されながらも物思いにふける男子学生が主人公。 開幕シチュエーションはインパクトがすごいんだけ…
私は前にこの話を本当に読んだのか?と思いたくなるくらい、知らない描写が現れてきて戸惑った。 再読、『タイムスリップ・コンビナート』。 この話は「私」が自宅のある都立家政駅から海芝浦駅まで行く物語なのだが、途中で降りたり乗ったり待ったりと結構…